映画館
鑑賞作品 ラブ・アクチュアリー
O:役者の数がすごかったな。しかもみな大物。監督を好きでなけりゃあこんなに集まらないぜ。
K:本当、すごい。え、こんな人出てるの!? の連続。『タワーリング・インフェルノ』並みだよ。
O:なかなか面白いんだけど、ストーリーが荒れてたな。ローラ・リニーの恋愛だけ成就されないのが不自然だったよ。その原因も妙にシリアス過ぎるし。登場人物全てがハッピー・エンドを迎えて、しかもそれがバカみたいにならないようにすれば良かったと思うな。
K:Oはローラ・リニーが好きだから余計じゃないの。
O:はははは。
K:ミュージカルと言ってもいい作りだね。始まりからずっとハッピーな音楽が続いて、コメディーも笑えて。アメリカに渡る若者のエピソードなんかさ、あんまりうまく行き過ぎるから「実は夢でした」なんてオチがくるかとも思ったけど、そのまんまだったなあ。アラン・リックマン夫婦に関してはちょっと苦い話しだけど、まあ結果はいいようだし。ローラ・リニーのケースを除けば、とにかくみんな幸せをつかめたということだね。それで観ているみんなも幸せな気持ちになって下さいと。
O:途中でダレたな。ずっと同じ調子、テンションだからな。『世界中がアイ・ラヴ・ユー』もやはりハッピーだらけの作品だったけど、あの作品には深みとか質の高さがあるから、最後まで面白く観られるんだ。
K:この『ラブ・アクチュアリー』もいいシーンいっぱいあるんだけどね。
O:この監督はね、愛っていうのを信じているんだよ。その訴えはよく伝わった。でもそれが空回りしたんだな。この作品が監督第一作目というから、これからに期待したい。
K:ラヴラヴで周りが全く見えない、というカップルにはいい映画かもよ。
O:この作品で一番いいところは、出だしの監督のメッセージ。「911直後に・・・」という字幕だ。
K:うん。あれは良かった。ジーンときてしまった。
参考資料
UIP『ラブ・アクチュアリー』米・英/2003年 監督/リチャード・カーティス 主演/ヒュー・グラント、エマ・トンプソン他大勢
WARNER BRO.『タワーリング・インフェルノ』米/1974年 監督/ジョン・ギラーミン 主演/ポール・ニューマン、スティーブ・マックイーン
Asmik『世界中がアイ・ラヴ・ユー』米/1996年 監督/ウッディ・アレン 主演/ウディ・アレン、ゴールディ・ホーン
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